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今日の練習風景 (1)


 雪。
 朝方の賀陽町は雪がちらつく曇天模様。天気予報を見てみると午後も降るらしい。練習日だというのに‥‥。

 練習というのは、車椅子サッカーの練習のことだ。俺の住む療護施設、清和荘では、今年の春に「車椅子サッカークラブ」を作った。暖かい内は外で多少は練習もできたが、寒くなるとそうはいかない。そこで、山本さんが体育館を借りられるよう手配してくれた。晩秋から月二回、部員はそこへ練習に行くようになった。ただ、一度に全員が練習に行くのは送迎の関係で無理なので、2・3人ずつで行くことになっている。俺が参加するのは、これで3回目だ。

暖かい内は・・・  そもそも清和荘に車椅子サッカークラブが出来たきっかけは、相部屋の難波君がネットで車椅子サッカーのサイトを見つけ、興味を持ったところに始まる。岡山でやってる人はいないのか探したようで、清和荘に週一で来てくれている装具屋さんに、車椅子サッカーのメンバーを捜していた山本さんを紹介してもらったところから話がトントンと進み始めた。

 練習場所は岡山市内。遠い。車の乗り降り含めて1時間半ほどかかる。体育館は1時から5時まで借りているが、帰る頃にはこちらの道路は凍結しているかもしれない。
 一度は中止を決め、送迎を頼んでいる岡山のボランティア協会(ビューロー)へその旨を伝えるため電話した。すると、向こうは晴れているという。午後の方が降水確率は低いし、大丈夫だろう。‥‥一転して行くことになった。
 すでに介助ボラには断りの電話をしたあとだったが、送迎のAさんが今日は一日付いてもいいと言ってくれた。となると、さっさと行く準備をしなくては。

 月曜日ということで、ここ清和荘では週二回の入浴日になっている。毎度のことだが、練習に行くメンバーの入浴の順番を早めてもらうよう頼んだ。急いで昼食を済ませ、準備も最終段階。寒い体育館での練習に耐えられるよう、防寒着は特に重要だ。動きやすく厚着。ついでに貼るカイロと帽子もつけて、いざ岡山へ。

 外はかなりの強風であった。ビューローのリフト車は風にあおられ、岡山自動車道をよろめきながら南下した。ドライバーのAさんも運転に集中して、珍しく口数が少ない。
 そんな折、強烈な突風の洗礼を浴び、なんとバックミラーがおじぎしてしまったのだ。このため道中何度か停車することとなった。今日の風は確かに相当なものだが、それでもバックミラーが動くというのは、この車の現役時代の長さを物語っている。
 聞くところによると、車の維持費には送迎料金が充てられているそうだが、維持費捻出には不十分だという。儲けを出せないNPOの悩みなのだそうだ。車も社協から譲り受けたもので、新しく車を購入することなど期待できそうもない。それどころか、このままではあと何年もしないうちにこの送迎サービスがなくなるかもしれないという。そうなると、我々の外出手段は高い福祉タクシーのみとなる。ビューローの存在は、とても貴重だ。

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