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「強さ」「巧さ」とは何か

ところで、ハイレベルなプレーと一言で言っても、そこにはいくつかの意味がある。電動車椅子サッカーで「強い」というのは、単にプレーヤーの技術に留まらない。クルマ(電動車椅子)の性能も含まれるのである。細かい設定が出来、パワーもあるクルマに乗っていなければ。反応の遅い車が上手に扱えたとしても電動車椅子サッカーでは上位を狙えないのだ。少なくともパワーのある車に乗ってさえいれば、簡単に押し負ける事はない。反応の遅い車だけでいくら策を弄しても勝機はない。それなりの強さは、クルマの性能だけで手に入ってしまう。

だからこそ勿論、「ハイレベル=強い」でもない。パワーのある車に乗り換えたからといって強くなったつもりになっていては、いつまで経っても巧くはなれない。そう、巧さが必要だ。巧さとは「ボールの制御が巧い」のではなく、「クルマの制御が巧い」事だ。ボールのコントロールが巧くてもチャージ(相手の車にぶつけてしまう反則)が多いのでは巧いとは言えない。クルマの制御が下手でボールの制御が巧い事があるだろうか。それは地続きで、クルマを支配した先にボールの支配の道が続いている。それが出来てこそ巧いのであり、そこに戦術面での技術が身に付いていてこそ本当に強いのだ。

そしてクルマの制御が巧いという事は、危険なプレーも抑えられるという事でもある。荒いプレーはえてして、自分の制御限界を超えた設定でクルマに乗っている場合に、止まりきれなかったり反動に反応しきれずに、敵味方区別なくぶつかってしまうものだ。味方だから反則を取られないからいいというものではない。マシンが壊れたら、そのクルマを普段足代わりにしている者はたちまち困ってしまう訳だし、クルマならまだしも、転倒などしようものならプレーヤーが非常に危険だ。プレーヤーの中には上肢に麻痺を持つ者もいるし、自分の体を支えられない者が大半だろう。受け身も取れない場合が多いのだ。スポーツで障害を重くしては目も当てられない。危険なプレーは避けるべきだし、ルールもそれを望んでいる。体を壊す事もクルマを壊す事も、電動車椅子サッカーは望まない。

電動車椅子サッカーはプレーする者に何を望むのか。
観る者はそこに何を望むのか。
それが、ハイレベルなプレーであろうと俺は思う。サッカーの興奮は、そこから生まれるのだと思う。

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