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食中毒防御法

食中毒といえば、梅雨時のジメジメした季節を連想してしまうけれども、生活環境や食生活が多様化してしまった今、その脅威は年間を通して注意しなければならないものになった感がある。数年前の「O157」騒動を例に出すまでもなく、食中毒の危険性はいつも私たちの暮らしに密着して潜んでいるのだ。時には命に関わる問題として。

テレビや新聞紙上を賑わせるのは旅館やレストランで出された料理が原因になる集団食中毒だが、実は、ニュースにはならないけれど、毎日食べている家庭での料理が原因の食中毒も、その危険性は何も変わらない。症状が軽かったり、発症する人数が少なかったりで、風邪とか寝冷えなどに間違われやすいが、中には重症になる場合もある。

そんな食中毒を予防するポイントはいくつかある。まず大事なのは、食中毒を起こす細菌は肉や魚などの生ものに寄生していることを、はっきりと認識しておくことだろうか。肉や魚は新鮮なものを買うことはもちろんだが、保存する場合も他の食品と区別したり、調理に使った包丁やまな板などを、その都度洗うというような配慮が必要だ。

食生活の変化で冷蔵庫や冷凍庫に依存する度合いが増えてきている。その分、食中毒に対する備えもこれらに頼ってしまうことになるから、その利用方法にも注意が必要になってくる。あまり詰め込まない(いつも7割程度にしておく)ことも大切だし、冷凍されていたとしても、古くなったものは捨ててしまうという管理もしなければならない。

きちんと温度管理のできる(冷蔵庫は10度C以下、冷凍庫はー15度C以下)冷凍冷蔵庫や、食品を一つ一つ区分けして保存できる袋や入れ物、包丁・まな板・ふきんの抗菌化など、食中毒を防ぐためのユニバーサルなグッズも充実してきている。あとは、それをどんなふうに利用して食中毒の害から家族の身を守るか、それだけだ。


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