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1999東京出張記

第8回 東京の夜

次の日もまた国際福祉機器展に来なければならないので、この日の取材は時間も押し迫ってきたので、帰ることとになった。
東京ビッグサイトを出ると、外は薄暗くなっている。空は晴れているようなので上を見上げて星を観ることができるかなと思ったのだが、残念ながら東京で星を観ることはできなかった。駐車場へ向う途中駐車場の警備員の人が、私に軽く会釈してくれる。駐車場に着いたらほとんどのクルマは無く、私たちのクルマを探すのも簡単だった。

寝不足で調子がイマイチだったが、この日の取材も何とか終了、あとはホテルに帰るだけで、Y君が運転する車にはCさん一家も同乗して夕食を共にすることにした。車内ではいろんな会話が飛び交っている。私は無口なほうなのでときどき話しの輪に加わる程度で、車窓に映し出される風景を眺めていた。お台場にある観覧車のイルミネーションをテレビで見ることはあるが、実際に自分の目で見ることができるとは想像すらしていなかった。

ホテルに着き、夕食を食べに出歩いたのだが途中、Cさんの息子さんが眠たくなってしまったようで急遽、Cさん一家とY君とは別れることになり、私とT氏だけで夕食をすることになった。前日のように何を食べるか店を捜し歩いていたが、焼き肉店の看板がありエレベーターで入れそうだったので、焼き肉を食べることにした。T氏が確認してくれている間に私は、ちょっとした段差を上がろうとしたら近くにいた、サラリーマン風の人が、何も言わずに私の車椅子を押してくれた。
東京の人は冷たいと耳にするが、私は今回の東京出張でそれは違うのでは無いかと思える。

これはあくまでも私の推測にしか過ぎないのだが、東京といえどアメリカみたいに、車椅子の人が自由気侭に外出している人はまだまだ少ないのかも知れないが、しかし少なくとも私の住んでするところよりは、街で車椅子に乗って外出している人を見かけることが多いのはたしかである。私も自分でクルマを運転して外に出歩くことはあるものの、車椅子で街中を出歩くことは殆ど無い。また車椅子の人を街で見掛けても、殆どが私の知っている人だけである。

東京あたりだと地下鉄が普及していて、クルマを運転して駐車場問題に頭を抱えるよりは、公共の交通機関を利用したほうが楽なのかもしれない。そうだとすれば必然的に車椅子のままで外出し、街で車椅子を利用する人を見かける機会が増えるのでは無いかと思ったのである。

さて店内に入りテーブルに案内されると、メニューを一通り見て品数がいろいろあり迷ったが、T氏が薦めてくれたメニューを頼むことにした。今回の出張では殆どおごってもらったので、今回は私におごらせてほしいと言ったのだが、今回もまたおごってもらう結果になった。最初値段を見て驚いたが、次々と出されてくる品数の多さにも驚く。私は普段どちらかというと少食な方なので、全てを食べることはできなかった。

夕食も食べ終わり、奇麗なお姉さんがたくさんいるお店にも寄らず、まっすぐホテルに着き、簡単に帰り支度を済ませて、あとは寝るだけとなりベッドに潜り込む。東京最後の夜はなんとか眠りに就くことができた。しかしなんと真面目な出張なのだろう。いっそうのこと「真面目な東京出張マニュアル」でも出版しようか。

次号へ続く


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