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1999東京出張記

第2回 旅立ち

こうなれば話の進むのが飛行機のごとく早いこと早いこと、この日の午後4時37分には飛行機そしてホテルの予約がそれぞれ済んだ旨のメールが、高知のHさんより送信されていたのである。飛行機の予約は下記の通りである。
(すべてANA)
10/12 青森空港 12:55発 → 羽田空港 14:10着(予約番号 319番)
10/14 羽田空港 16:25発 → 青森空港 17:35着(予約番号 227番)
青森、東京間はすぐ満席になるので、こんな間際によく予約できたものだと感心してしまう。ましてや簡易ベッド座席である。ベッド座席にするためには、6人分の座席を1人で使ってしまうのである。この場合料金は2人分支払うのだが、航空会社にしたら赤字なのではないかと思ってしまう。また機内で簡易ベッドを利用して搭乗する際、医師が同伴しない場合は、医師の診断書を必要とする。ちなみに何故簡易ベッド座席にしたかというと、トイレが使えないためである。約一時間の、比較的短い時間のフライトではあったが、どうしても機内で一回、用を足す必要があったのである。

10月8日(金)
診断書を書いてもらうために病院へ行く、診断書の日付欄に医師の生年月日が記入されており、慌てて訂正してもらう。

こうなればあとは準備するのみだった。トイレに関しての準備は全て東京UTIXのスタッフがしてくれた。また車内でもトイレができるように、足を伸ばすことのできる車種選びも行ってくれた。細かい打ち合わせは、すべてE-mailでやりとりした。こうやっていろいろと準備していくうち、足りないものがあったので青森市内にある店数件に問い合わせたが、すべて在庫が無く取り寄せが必要になるという話になった。しかも入荷するまでには日数を要し、出発までにはとても間に合わないことが判明した。その件を急遽、東京UTIXのスタッフにお願いしたところ、東京では翌日に手に入るとのこと。ここでも東京と地方の流通の違いを実感する。

10月11日(月)
私と一緒に東京まで行ってくれるT氏が、大阪からの飛行機で青森に着く、空港からまっすぐ私の家に寄ってくれて初めての対面となった。今までT氏とはE-mailと電話でしか話をしたことが無かったが、人の縁とはどこでどうなるのか不思議なもんだ。

10月12日(火)
とうとう当日がやってきた。思ったよりも睡眠時間がとれて体調のほうはまずまずだった。午前10時T氏がホテルから我が家へ来てくれ、少し早目の昼食を済まし、午前11時30分タクシーに乗って空港へと向った。天気は少し雲はあるもののなにも問題は無し、30分弱で空港に着く、青森空港の中へ入るのは、小学校の社会見学以来ではないだろうか。

青森空港は当時「YS-11」というプロペラ機しか就航していなかった。またこの空港は山にあるため、濃霧や冬場の吹雪など、悪天候による視界不良で、ときどき欠航になったり、また青森行きの飛行機に乗り、青森上空まで来たものの着陸できず出発した空港へ引き返すというケースもあったりで、比較的天候に左右されやすい空港のひとつではないだろうか。ちなみに1999年12月9日付「東奥日報」朝刊によれば、1999年上半期(4月〜9月)は6810便のうち262便が欠航、前年同期と比較して3.7倍の増加、このうち天候不良による欠航は約92%だったと報じられている。

早速ANAのカウンターへ手続きをしに行く、カウンターにはまだそんなに搭乗手続きをする乗客は多くなかった。カウンターの係員は簡易ベッド座席のためか少し手間取っていた様子。そして次第に搭乗手続きする人達が並び始め、時間が経つに連れ人の数も増えてきた。飛行機に乗り込むまで少し時間があり、念のためトイレを済ませておきたかったので、カウンターの女性職員に障害者トイレが使えない旨を説明し、どこか部屋を借してくれないかと頼んだら、職員の休憩室を借りることができた。

用が済んだら機内専用の車椅子に乗り移ることになった。これは機内の通路が狭いので、通常の車椅子だと通行できないため。
全日空の女性職員に車椅子を押されエレベーターで2階に行く。ラウンジへいく途中、機内に持ち込む荷物のチェックを受け、ボディチェックを受ける。車椅子ユーザーは一番先に乗り込むため、他の客より一足先にゲートへ向う。機内に乗り込むまで窓から見える飛行機を見るが、本当にこの鉄の固まりが空を飛ぶのかと改めて不思議に思うのである。航空力学なんぞチンプンカンプンな私は、飛ぶこと自体異常であって、落ちて当たり前なんではないかと、余計なことをついつい考えてしまう。

次号へ続く


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