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自虐的SOHO日記 12 −切り札−


以前どこかで書いたけれども、日本で初めて文献に現われてくる障害者は(神話を除いて)「日本霊異記」の「猴聖(さるのひじり)」ではないかと思う。西暦700年前後、仏教が日本に伝えられて、そんなに間がない時代だ。女性であり(女性の天皇が多く出た時代だから、これは関係ないかもしれないけど)障害者でありながら、彼女は新規の仏教という知識を駆使して人の上に立った。

まあ「猴聖」の説話も神話と言えばそうなのかもしれないが、「日本霊異記」が仏教礼賛の説話集なのだからかなりの脚色があるにしても、そんな女性がいたと信じてもいいのではないか。頭と首がくっついてあごがない。ただ小水の出る穴があるだけだから結婚もできない。けれども、お経を読む声量は豊かで、聞く人は皆感動して彼女の教えを信じない者はいなかった。

ねたんだ僧が彼女を異端者として「あざけりからかう」と、守護神が空から降りてきてその僧を突き殺してしまうという、安倍清明ばりのエンターテイメントも発揮するけれども、彼女の生来の武器は「知識」だった。どんな高僧に問いかけられても「知識」で答え、ねじふせた。そうなれば彼女の行き着くところはもう「仏の生まれ変わり」として、あがめられることしかない。

単純に「仏教」を「IT」、「猴聖」を「自分」に置き換えて今の時代を生き抜くバイブルとする必要もない。(もちろん、そうしてもいいのだが。)ただ、どんな時代であろうとも身に付けておきたいのは「切り札」だろう。これだけはどんな人が現れても負けはしない、という実績と自信。そんなものを持てる努力を続けられるものだけが障害を彼岸に渡せるのかもしれない。

(山)

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