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EYEマーク推進運動

視覚障害者の中で、中途失明者の占める割合が増えている。これらの人たちはその年齢的状況などから点字を苦手とし、多くが音声による読書を必要としている。そんな要望の中で、多くの録音図書が出版されるようになってきているが、それは日本の年間総出版点数の1%にも満たないのが現状だ。 このような現状を踏まえて、自治労京都府本部では、もっと録音図書が出版され、読書の喜びを大勢の視覚障害者が味わえるように、EYEマーク推進運動をスタートさせた。

●EYEマークとは
現在、視覚障害者が活字の情報を得る手段は、点字のほかに録音図書、拡大写本、対面朗読などがある。うち録音図書は、点字の習得が難しい中途失明者をはじめ、体の支持や視線の集中が困難な肢体不自由者なども楽しむことができる。
しかし、著作権法37条によると、点字本にするのは自由だが、録音図書の製作は政令で定めた点字図書館などでしか認められていない。公共図書館が音訳するには著作権法上、著作者の許諾を得ることが必要となっている。多数の人による共著である場合などは、そのすべての著者から許諾を得るのに時間がかかってしまうことになる。著作権者の住所や所在地をつきとめることが重荷となっており、音訳サービスを行う公共図書館が増えない理由のひとつになっている。
そんな不備を補うのがEYEマークだ。このマークは福祉目的に限り、著作権者が著作権を一部開放し、音声訳(録音)、拡大写本などの製作を許可することを意味するものだ。すなわち、本の奥付にEYEマークを付けることにより、公共図書館にとっては速やかに音訳に取りかかれるので大いに助かることになる。同様に著作権者の側にとっても、公共図書館からの許諾請求に対して回答をする手間が省けることになる。

●録音図書製作
1冊の録音図書を製作するには、一定の時間が必要となっており、ものによっては3ヵ月から6ヵ月以上かかるのが通例だという。その上に著作者の許諾を得る日数がかかるため、タイムラグはかなりのものとなり、ベストセラーなどは、障害者の手もとに届くころには色あせてしまうという。
これらの問題を解決するためにEYEマークを考案したのはEYEマーク・音声訳推進協議会だ。しかし、活動は92年にスタートしたが、マークがつけられた本は300冊程度だという。出版社や著作者への運動の浸透もまだまだの状況にある。そのため、録音図書製作の大部分がボランティアによって支えられており、協議会ではボランティア活動の援助にも力を入れているそうだ。
新刊書の発行と同時に点字版・音声版が出版されること、それが不可能であれば、発行後すぐに音訳にかかれる態勢がとれること。そんな録音図書作製の理想の実現を目指すためには、まだまだ人の力が必要になる。


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